04 / FICTION

SLENDER IV.com / 書き下ろし官能小説

地味枠で呼ばれた私が、本気の姿で現れただけで、こんな事になっちゃった

作品から着想を得た、書き下ろし官能小説です。

作品の余韻から生まれた、出演者本人とは無関係の独立した物語です。

創作であること

この物語は作品から着想を得た独立したフィクションです。出演者本人の心情や実際の出来事、レビュー対象の固有場面を示すものではありません。

この小説は、作者自身のアイデアと構想をもとに、AIの支援を受けながら文章化・推敲しています。

WRITTEN FOR SLENDER IV.com

地味枠で呼ばれた私が、本気の姿で現れただけで、こんな事になっちゃった

私は、自分が地味だと思ったことは一度もない。

たぶん、周りはそう思っているけれど。

二十五歳。都内の会社で事務をしている。

職場での私は、黒か紺のパンツに白っぽいブラウス。肩より少し長い髪は、だいたい後ろでひとつにまとめている。

化粧も薄い。

飲み会にもほとんど行かない。

だから会社では、

「おとなしい人」

とか、

「真面目そう」

とか、そのへんに分類されていると思う。

別に、それでよかった。

学生のころから、クラスの中心にいるような人たちのノリが少し苦手だった。

大声で笑って、いつも何人かで固まって、何をするにも全員一緒。

ああいう場所に入るくらいなら、最初から誘われないほうが楽だった。

だから、目立たない格好をするようになった。

でも。

家のクローゼットには、会社の人が知らない服が結構ある。

身体の線がきれいに出るワンピース。

脚が長く見えるスカート。

ちょっと男受けしそうだな、と思いながら買った服だってある。

メイクも、本当は好きだ。

一人で買い物に行く日は髪を巻くし、目元もちゃんと作る。

そうやって街へ出れば、男の人から声をかけられることもある。

アパレルの店員さんに、

「お姉さん、スタイルいいから絶対これ似合いますよ」

なんて言われることも珍しくない。

だから、自分では知っていた。

私、ちゃんとしたら結構いける。

もっと言えば、かなりいけるんじゃないかと思っている。

それを職場でわざわざ見せる理由がなかっただけだ。

――そのはずだった。

「ねえ、金曜って空いてる?」

昼休み、隣の部署の美咲に声をかけられた。

「一応」

「飲み会来ない?」

「飲み会?」

「四対四」

そこでだいたい察した。

昔でいう合コンみたいなものらしい。

「私?」

思わず聞き返すと、美咲の隣にいた沙耶が笑った。

「そう。お願い。一人来られなくなっちゃって」

「ああ、人数合わせ」

冗談っぽく言うと、

「まあ、そうとも言う」

と美咲も笑った。

別に嫌ではなかったので、

「いいよ」

と答えた。

そのあとだった。

二人が小声で話しているのが、なんとなく聞こえた。

「でも、あの子なら大丈夫じゃない?」

「うん。変な子じゃないし」

「よく見たら普通に悪くないし、男子側から文句出る感じでもないでしょ」

「そうそう。それに私たちと被る感じでもないし」

そこで会話は終わった。

悪意はなかったと思う。

だから腹が立ったわけでもない。

ただ。

――あ。

そういう枠なんだ。

と思った。

目立たない。

無難。

連れていっても男性陣から文句は出ない。

でも、自分たちの邪魔にもならない。

ちょうどいい人数合わせ。

仕事へ戻ってからも、その言葉が妙に引っかかった。

いや。

別にいいんだけど。

いいんだけどさ。

私だって。

パソコンの黒い画面に薄く映った自分を見る。

結んだ髪。

薄いメイク。

いつものブラウス。

そりゃ、これしか知らなければそう思うよね。

その日の帰り、電車の中で金曜日に着ていく服を考え始めた。

別に男を奪ってやろうなんて思わない。

ただ。

一回くらい。

私を人数合わせとして選んだことを、ちょっと後悔させてもいいんじゃないか。

そのくらいは許される。

金曜日が急に楽しみになった。

当日は仕事が終わると、一度家へ帰った。

シャワーを浴びて、鏡の前に座る。

ここから先は、むしろ慣れている。

ベースを整えて、目元を少し強めに作る。

髪を巻いて下ろした。

服は少し迷って、身体のラインがきれいに出るワンピースを選んだ。

露骨に派手ではない。

でも、会社の私とはまるで違う。

鏡を見る。

「……よし」

そこにいるのは、私の知らない私ではない。

むしろ、よく知っている私だ。

会社の人たちが知らないだけ。

待ち合わせの店へ向かう途中、すれ違った男の人が私を見て、そのあともう一度振り返った。

少し笑いそうになる。

ほら。

やっぱり。

店の前には、美咲と沙耶と、もう一人の同僚がいた。

私が近づいていく。

三人とも一度こちらを見る。

視線を外す。

そして、もう一度見る。

「え?」

美咲が言った。

私は笑った。

「何?」

「……誰?」

「ひどくない?」

「いやいやいやいや、ちょっと待って」

沙耶まで近づいてきた。

「え、ほんとに?」

「私だよ」

「知ってるけど!」

三人の反応がおかしくて、とうとう笑ってしまった。

美咲が私の腕を掴む。

「何これ。なんで普段これで来ないの?」

「会社だから」

「会社でももうちょっと出せよ!」

「何を?」

「全部!」

みんなで笑った。

その瞬間、胸に引っかかっていたものが消えた。

やっぱり、悪気なんかなかったのだ。

ただ知らなかっただけ。

美咲が私を上から下まで見て、

「ごめん」

と言った。

「何が?」

「いや……完全に見る目なかった」

「別にいいよ」

「今日もう主役だから」

「なんでよ」

「いいから。今日は好きな男、持って帰りな。好きなだけ」

「物みたいに言わないでよ」

また笑った。

そのときは、その冗談が数時間後に妙な現実味を帯びるなんて思っていなかった。

男性陣は四人。

全員、二十代後半から三十代前半だった。

席について十分もしないうちに、私は気づいた。

分かりやすすぎる。

質問が私に集まる。

グラスが空きそうになると誰かが気づく。

席替えをすれば、なぜか隣がすぐ埋まる。

美咲と目が合った。

彼女がニヤッとして親指を立てる。

私は笑いをこらえた。

最初は、

ほらね。

と思っていた。

それだけだった。

でも、時間が経つにつれて少し違ってきた。

楽しい。

自分が話せば相手が笑う。

こちらを見る。

興味を持たれる。

「意外と喋るんだね」

そう言われて、

「どういう意味?」

と返す。

「もっと大人しい人かと思ってた」

「会社では喋る必要ないから」

「今日めっちゃ喋るじゃん」

「今日は会社じゃないもん」

そんなやり取りまで楽しかった。

そこで私は、少し気づいた。

見返したかっただけじゃない。

たぶん私。

こうやって女性として見られることが、思っていたよりずっと好きだ。

終電が近くなり、店を出た。

そこで一度解散する流れになった。

美咲が私の耳元で囁く。

「どうする?」

「何が?」

「誰」

「誰って」

「もう。今日くらい遊んできなよ」

笑いながら肩を叩かれた。

結局、私は男性二人ともう一軒行くことになった。

颯太と智也。

二人とも、最初からよく話しかけてきた人だった。

二対一。

普段なら、たぶん断っていた。

でもその夜は、

今日くらい、いいか。

と思った。

もう一軒飲むだけ。

それくらい別にいい。

そう自分に言いながら、かなり浮かれていることも自覚していた。

二軒目は、小さなバーだった。

三人でカウンターに座る。

酔いも回って、会話はどんどんくだけていった。

恋愛の話。

付き合った人数。

どんな人がタイプか。

そして私は、少しずつ困り始めた。

実は、それほど経験が多くない。

メイクも服も好きだし、自分の容姿にもそれなりに自信はある。

でも、それと恋愛経験は別だった。

ずっと目立つ場所を避けてきた結果、そういう機会まで自然に避けてきた。

だから二人の話が、どこまで本気で、どこから冗談なのかが分からない。

普通なら、そこで引けばいい。

でも、その夜の私は逆だった。

話についていきたかった。

知らないと思われるのが、少し悔しかった。

颯太がかなり奔放な恋愛話をする。

智也も笑いながら、

「まあ、そのくらいする人は普通にいるよ」

と言った。

私はグラスを持ったまま考えた。

そうなんだ。

世の中って、私が思っていたよりずっと自由なのかもしれない。

たぶん、第三者が聞いていたら、

いや、その二人の基準をそのまま信じるな。

と言ったと思う。

でも、そのときの私は本気だった。

単に、自分が知らなかっただけなんじゃないか。

それに。

今日はもう少し、この自分でいたかった。

会社で目立たない私じゃなくて。

二人の男がずっと私を見ている、この私で。

店を出たあと、颯太が言った。

「このあと、どうする?」

意味は分かった。

さすがの私にも。

智也が笑う。

「二人のどっちか選ぶ?」

私は二人を見た。

すると颯太が、冗談めかして言った。

「それとも、三人で行く?」

一瞬。

頭が真っ白になった。

三人。

そこまでは考えていなかった。

「そういうのって……」

私は聞いた。

「あるの?」

二人が顔を見合わせる。

「ある人はあるんじゃない?」

智也が答えた。

それだけだった。

誰も「普通だ」とまでは言っていない。

それなのに。

酔っていて。

浮かれていて。

知らない世界をもっと見たいと思っていた私は、都合よく受け取った。

――ああ。

そういうことも、みんな普通にするんだ。

少しだけ怖い。

でも。

帰ろうと思えば帰れる。

駅はすぐそこにある。

二人も急かしていない。

そのまま別れることだってできる。

なのに私は、駅のほうを見なかった。

今日は思いっきり羽目を外してみたい。

会社のみんなが知らない私。

いや。

私自身もまだ知らない私を、もう少し見てみたい。

「……行く」

自分で言った。

二人がこちらを見る。

「ほんとに?」

今度は私が笑った。

「うん」

そして、自分から二人のほうへ一歩近づいた。

「三人で行ってみる」

その瞬間。

これはもう、人数合わせで連れてこられただけの夜ではなくなった。

私が自分で選んだ夜になった。

部屋のドアが閉まった瞬間、外の空気がすっと切れた。

廊下ではまだ普通に話していたのに、三人並んで靴を脱いだあたりから、言葉が減った。

颯太が照明を少し落とす。 智也がカーテンを閉める。 その二つの動作だけで、部屋の中の温度が変わった。

私はバッグをベッドの端に置いて、そのまま立っていた。 どこに座ればいいのか分からない。

ソファに行くべきなのか、最初からベッドなのか。 そんなことを考えているうちに、視線が合う。

颯太が私を見ている。 智也も、少し斜めから見ている。

二人とも落ち着いた表情。

なのに、視線が重なっていること自体が、妙に生々しかった。

心臓の音が、自分にだけ大きく聞こえる。 自分で選んだと思っていたのに、部屋に入ったとたん、手が少し冷たくなった。

最初に動いたのは颯太だった。

「緊張してる?」

低い声で、近くまで来る。

「……ちょっと」

「無理しなくていいよ」

そう言いながら、髪に触れた。

耳の横を撫でて、そのまま頬へ指が滑る。 熱い。

手のひらが意外と大きい。

私は逃げなかった。逃げるつもりもなかった。 ただ、次に何が来るのか分からなくて、まばたきが増えた。

颯太が顔を近づける。

息がかかる。

「キス、していい?」

「……うん」

唇が触れて、少し離れて、また触れる。 私は目を閉じたまま、そのリズムに合わせた。

二度目、三度目と重なるうちに、口の中へ舌が入ってくる。

熱い。

甘い酒の残りと、男の匂いが一緒にきた。

喉の奥が、きゅっとなる。

知らない感覚ではなかった。

でも、隣にもう一人が立っている状況でされるのは、まったく別物だった。

智也が動く気配がした。

私は目を開けないまま、その気配だけを感じた。

斜め後ろから。肩に手が乗る。 それから、背中をゆっくり撫で下ろされる。

颯太とのキスが深くなる。

そのあいだに、智也の手が脇を通って、ワンピースの上から胸を包んだ。

まだ布の上なのに、指の形がはっきり分かる。

ブラジャーを外され、直接触れられる。

乳首が、まだ肩に残っているブラの内側で小さく立った。

「ん……」

声が出た。 自分でも意外だった。

颯太が少し離れて、目を見る。

「感じてる」

否定する言葉が出てこない。

出てくる前に、智也が耳の後ろに唇をつけた。

二人同時に触れられている。

それが、想像以上に昂らせる。

一人の男に見つめられるのと、二人に意識を向けられるのは、同じではなかった。

逃げ場がない、というより、自分の存在が急に濃くなる感じがした。

智也の手が、胸から腹へ下りる。

ワンピースの裾に指がかかる。

「上げるよ?」

「……うん…」

生地が太ももまで上がる。

冷たい空気が一瞬だけ触れて、すぐに温かい手に代わる。

内ももを撫でられる。

指が、下着の縁をなぞった。

私は颯太のシャツの前を、無意識に握っていた。

離そうとして、離せない。

「触ってみて」

私は遠慮するように、一度だけ彼の胸に掌を当てた。

熱い。

シャツの下の身体が硬い。

その感触が、妙に頭に残った。

智也の指が、下着の上から私の真ん中を押す。

もう湿っているのが、自分でも分かった。

恥ずかしい。

でも、隠すより先に、腰が小さく動いてしまった。

「濡れてる」

智也が耳元で言う。

否定できなかった。 否定する意味もなかった。

颯太がもう一度キスをする。

今度は最初から深い。

そのあいだに、智也が下着の中へ指を滑らせた。

ぬるりと入る感触に、膝が笑った。

「あっ……」

声が漏れる。

颯太が唇を離さずに、私の腰を支える。

智也の指が、ゆっくり動く。

浅いところなのに、そこをいじられるだけで、呼吸が乱れた。

「ベッド、行こう」

言ったのは颯太だった。

私はうなずいた。

自分の足で歩くつもりが、ほとんど導かれるようにベッドまで来た。

座らされる。

すぐに、二人の間に挟まれる形になった。

颯太が前から、智也が横から。

ワンピースの肩紐をずらされる。

ブラを外されると、冷たい空気と視線が同時に肌へ落ちた。

胸を見られる。 二人に。 その事実だけで、乳首がさらに硬くなった。

颯太が口をつけ、智也が反対側を指で転がす。

左右違う刺激が重なって、背中が反った。

「んっ……待って……」

待って、と言いながら、頭は後ろへ倒れていた。

智也が笑う。

「待つの?」

「……違う」

自分でも、何が違うのかうまく言えない。

ただ、止めてほしくはなかった。

下着を下ろされる。

足を揃えて抵抗するつもりが、開いてしまった。

智也の指が再び入る。

一本、二本…。 ゆっくり掻き出すように動くたびに、水音が小さくした。

恥ずかしい音だった。 なのに、その音を聞いている二人がいると思うと、なんとも言えず興奮した。自分の指を噛む。

颯太が私の手を取って、自分のズボンの上へ導く。

硬い。

布の上からでも、形が分かる。 私は指先で輪郭をなぞった。

自分から、だった。 そのことに気づいた瞬間、耳まで熱くなった。

「上手いね」

颯太が言う。

上手くなんかない。 ただ、触りたかっただけだ。

二人から同時に意識を向けられて、身体の奥をじわじわ熱くしていた。

智也が膝をついて、私の脚の間へ顔を寄せる。

息が当たる。

次の瞬間、舌が当たった。

クリトリスを、ゆっくり舐める。

同時に、中の指は止まらない。

「あっ、そこ……」

声が裏返る。

颯太が上からキスをして、その声を飲み込む。

逃げ場がない。 上も下も塞がれている。

なのに、嫌ではなかった。 むしろ、その閉塞感が興奮に変わっていた。

腰が浮く。智也が両腿を押さえる。

「動かないで」

動かないで、と言われて、余計に動きたくなる。 舌が当たるたびに、甘い電流が下腹へ走る。

「いく、かも……」

自分でも早いと思った。

でも、抑えられなかった。 智也が吸う強さを少し上げた瞬間、視界が白くなった。

「んっ……っ」

短い絶頂が、先にきた。 腰が跳ねて、指の中で締まる。

智也が「もうイった」と小さく言った。 恥ずかしい。 なのに、余韻が残っているうちに、次の刺激が来る。

颯太がズボンを下ろす。 私の手を、直接彼に触れさせる。 熱い。 脈打っている。 私は指を動かした。 触っていること自体が興奮になった。

智也が顔を上げて、私の唇にキスをする。 自分の味がした。 そのことに頭がくらくらした。

「もうだめだ、入れるよ」

颯太が言う。

私は脚を開いたまま、うなずいた。

先が当たる。 ゆっくり、中へ入ってくる。 初めてではないのに、今は違う。

隣に智也がいて、私の顔を見ている。 入っていく過程まで見られているのだ。

「ん……おおき…」

全部入ったところで、息が止まった。 颯太が一度止まって、私の髪を撫でる。

「大丈夫?」

「ん……動いて」

動き始めた。 ゆっくりだったのが、すぐに激しくなった。

当たる場所がはっきりして、声が漏れる。

そのたびに智也が、私の手を自分のほうへ導く。

私は颯太を受けながら、智也にも触れた。 両手に男がいる。 その事実が、頭の芯を熱くした。

「気持ちよさそうな顔してる」智也が言う。 否定できなかった。 今の自分の顔なんて、見たくなかった。

なのに、見られていること自体が気持ちよかった。

颯太の動きが速くなる。

私はもう、自分の声を抑えられなかった。

「あっ、そこ、だめ……そこ、感じる」

だめ、と言いながら脚を絡める。

智也が胸を揉み、耳を噛む。 同時に違う場所を責められるたびに、思考が途切れた。

一度イったあとなのに、また奥が疼く。

「またいきそう、ねぇ、いっちゃうかも」

「いいよ」

颯太が腰を押しつける。

智也がクリトリスを指で転がす。

奥と外が同時にやられて、腰が勝手に浮いた。

「いく、いくっ、いく、いくっ……!」

二度目は、前より長かった。 締まるたびに颯太の息が荒くなる。 なのに、抜かない。

余韻の中で、また動き始める。

「待ってぇ…っ、まだ……」

待って、と言っても、身体はついていく。

智也が位置を変えて、私の口元へ自分を近づける。

意味は分かった。 私は顔を上げて、受け入れた。

舌の上の感触と、下で突かれている感覚が重なる。 頭がおかしくなる。

「んっ、んむっ……」

うまくできない。 涎が垂れる。 恥ずかしいのに、止められなかった。

二人に使われている、という感覚と、自分から求めている感覚が、もう区別できなくなっていた。

颯太が一度抜けて、智也と入れ替わる。 新しい熱が、奥まで入ってくる。 角度が違う。 当たる場所も違う。

「あっ、そこっ……今の、や…んっ、あ…」

だめな場所を、正確に突いてくる。 私はシーツを掴んだ。

颯太が横からキスをして、手を私の手に重ね、クリトリスへ持っていく。

自分の指で、自分を触らされる。

恥ずかしい。 でも、気持ちよすぎて、指を動かせた。

腰を浮かせて、自分から擦る。

「自分でしてるんだ」

智也が言う。

「見てて」

「見てるよ、やらしい」

その言葉で、またイった。

短い声と一緒に、中が何度も締まる。 智也が「締まる」と呟いて、動きを速めた。

もう限界に近いのが、二人の呼吸で分かった。 なのに、私はまだ欲しがっていた。

「もっと……気持ち良い……きもちいい…」

自分の声とは思えなかった。 それでも、言った。

「気持ち良い……きもちいい…きもちいい…んっ!」

智也が一度抜けて、颯太が再び入る。

正面から、深く突かれる。

智也が横で私の顔を見て、胸とクリトリスを同時にいじる。 逃げ場がない。快感だけが残る。

「いや、だめ、きもちいい……」

いや、と、いい、が同じ口から出る。

腰が勝手に持ち上がる。 自分の指が、クリトリスをこする。

「いく、またいく、だめっ……!」

イっても、止まらない。 イっても、二人はまだ動いている。

そのたびに、また次が来る。 頭の中が白くなって、思考が消える。

残っているのは、突き上げられる感覚と、二人の熱と、自分の声だけだった。

颯太が深く押し込んで、低く呻いた。 中で脈打つ感触が分かる。

すぐに智也が代わりに入って、同じように奥で果てる。 熱いものが広がる。

その最中にも、私はもう一度小さくイった。 もう声にならなかった。

口を開いたまま、呼吸だけが荒い。

動きが止まる。 部屋の中に、三人の呼吸だけが残った。 誰もすぐに喋らない。 汗で張りついた髪が、頬にかかっている。

「はぁ…はぁ…」

智也が、私の額の汗を指で拭った。

颯太が、乱れたシーツの端を直すように手を動かす。

その仕草が、さっきまでの激しさとは違う静けさを連れてきた。

私は天井を見ていた。

身体の奥が、まだ小さく脈打っている。

超恥ずかしい。

なのに、後悔より先に残っていたのは、熱だった。

少しして、颯太が小さく言った。

「大丈夫?」

「……うん」

少し笑った。

それ以上は、うまく言葉にならなかった。

そのまま二人に、家の近くまで送ってもらった。

部屋に戻って、鏡の前に立つ。

髪もメイクも、結構乱れていた。

でも、感想は不思議と一つだけだった。

……気持ちよかった。