SLENDER IV.com / 書き下ろし官能小説
女社長は、おもちゃを手に入れた
作品から着想を得た、書き下ろし官能小説です。
作品の余韻から生まれた、出演者本人とは無関係の独立した物語です。
この物語は作品から着想を得た独立したフィクションです。出演者本人の心情や実際の出来事、レビュー対象の固有場面を示すものではありません。
この小説は、作者自身のアイデアと構想をもとに、AIの支援を受けながら文章化・推敲しています。
WRITTEN FOR SLENDER IV.com
女社長は、おもちゃを手に入れた
二十六歳で会社を立ち上げ、数年でそれなりの規模まで育てた。社員から見た私は、判断が早く、仕事に私情を持ち込まない社長だと思う。
だが、たぶん誰も知らないというか知っているはずのない秘密がある。
私は、かなり性欲が強いのだ。
*
その日、廊下で部下が取引先の若い担当者を厳しく叱っていた。二十四歳だったか。前から、顔も仕草も妙にかわいい男だとは思っていた。
事情を聞けば、確かに彼のミスだった。ただ、こちらで十分吸収できる程度だった。
「もういい。あなたは仕事に戻って。これは私が処理するから」
部下を戻し、私は彼に修正方法だけを簡単に伝えた。
「これで大丈夫。あなたの会社にも報告しない。まだ若いんだから、このくらいでそんなに落ち込まないの」
「……ありがとうございます」
それでも、ひどくしょげた顔をしている。
その顔を見た瞬間、駄目だった。
かわいい。
慰めてあげたい。
――ついでに、食べてしまいたい。
「ちょっと、こっち来なさい」
会社の駐車場まで連れていき、自分の車の助手席に乗せた。
*
ドアを閉めてから、私は彼を見る。
「今回のことは私が全部片づけてあげる。その代わり……一個だけ、私の秘密、聞いてくれる?」
「秘密、ですか?」
「うん」
私は笑った。
「私ね。実は、ものすごくエッチなの」
彼が固まった。
その顔までかわいくて、もう我慢する理由がなくなった。
私は運転席に浅く腰をかけたまま、上体をひねって彼のほうへ寄った。センターコンソールが胸の下に食い込む。狭い。顔と顔の距離は、息が直接かかるほど近い。
「固まらないで。もう仕事の話はしないから」
太ももに置いた手が、スーツの生地の下で熱を拾う。すでに少し膨らみ始めている。やっぱりかわいい、と思った瞬間、指先が勝手に動いた。ベルトのバックルを外し、ファスナーをゆっくり下ろす。
「ああ、もうこんなになってる」
笑って言いながら、下着をずらした。熱いものが飛び出す。私はいったん顔を近づけて、匂いを確かめた。若い男特有の生々しい熱。舌先で裏側の筋を、根元から先へゆっくり舐める。一本の線をなぞるだけのつもりが、先がびくりと跳ねた。
「っ……」
短い声が上から落ちてきた。その声を聞いただけで、自分の奥がきゅっと締まる。私は顔を上げず、先端だけを浅く含んだ。
彼の手がシートの端を掴んだ。膝が内側に寄ろうとして、私の肩に当たる。車内では逃げ場がない。その窮屈さが、かえっていい。
「顔、見せて」
含んだまま上目遣いに見上げる。彼は歯を食いしばって、やっと視線を下ろした。潤んだ目、紅くなった耳、乱れた呼吸。その全部が、目の前にある。かわいい、では足りない。食べられる距離に、かわいいものが座っている。
舌を先に巻きつけ、強く吸った。根元を掌で握り、ゆっくり上下させる。彼の腰がシートからわずかに浮いた。抑えきれない反応。その反応を、私は見逃さない。
「声、出して。外には聞こえない」
また深く含んだ。今度は喉の奥まで押し込む。鼻先が下腹部に触れる。彼の太腿が震えた。手が無意識に私の髪へ伸びて、途中で止まり、またシートへ戻る。その迷いもたまらない。
私の自由なほうの手が、自分のスカートの裾をたぐり上げる。パンティの上から、すでに湿っている部分を指で押さえた。彼を口で弄びながら、自分も同時に擦る。
奥を強く吸うたびに、彼の息が詰まる。目の前の若い男が、自分の舌の使い方ひとつで崩れていく。観察している。支配している。そして、その観察そのものが、自分を濡らしている。
「っ……そんなに見ないでください……」
初めてまともに言葉になった。声が上ずっている。
「見るわよ。かわいいんだから」
先を唇で挟んだまま、舌だけを細かく動かした。裏の筋を集中して弾く。彼の背中がシートに強く押し付けられ、首がのけぞる。喉仏が上下する。その動きを、至近距離で全部見る。
自分の指は、もうパンティの中に入っていた。クリトリスを側面から挟むように擦る。彼の先から溢れたものが舌に広がるたびに、自分の中も同じ熱さで疼く。彼を責める快楽と、自分を責める快楽が、狭い車内で重なる。
腰が勝手に指へ乗り始めた。彼の太ももが私の肩を挟む。力が入ったり、抜けたりする。
根元を親指と人差し指で輪にして、きつく締めた。先だけを浅く、速く吸う。
「まだ出さないでよ」
含んだまま言った声は、当然、彼の先に直接当たる。彼が小さく悲鳴のような声を出した。その声で、自分の指の動きが荒くなる。内側をかき回すたびに、水音がわずかに混じる。隠す気はない。むしろ、この男に聞こえていてほしい。
私の方が先に限界が来た。
指を深く入れたまま、クリトリスを強く押した。口の中のものを離さず、喉の奥まで押し込んだ状態で、腰が勝手に跳ねる。声は出せない。出せば彼のものが喉に当たる。鼻から漏れる息が乱れる。目は開いたまま、彼の崩れた顔を見つづけた。
内側が強く脈打つ。自分だけが先に落ちる。普段、表に出さない貪欲さが、この狭い助手席の中でそのまま形になった。彼はまだ出せないまま、私の絶頂を目の前で見せられる。
息を整えるまで、しばらく先を浅く含んだまま動かなかった。彼のものは、先ほどより硬く、熱く、先が赤く充血している。出す寸前で止められた男の顔は、しょんぼりしていたさっきとは別物だった。潤んで、熱を持って、少し怒っているようにも見える。それもいい。
「……後ろ、行きなさい」
短い指示だけ出して、自分は先にドアを開けた。夜の駐車場は静かだった。後部座席のドアを開け、彼がよたよたと移るのを待たずに、助手席側の足元から小さなポーチを取り出す。避妊具と、携帯用のウェットティッシュ。
後部座席はさらに狭い。彼が座ったところへ、私は膝をついて乗り込む。スカートはすでに腰まで上がっている。パンツを片方の足だけ外し、避妊具の袋を歯で破った。
「自分でつけられる?」
彼が首を振ったので、私が一枚ずつ被せた。熱いものを掌で支えながら、先端の余裕を確かめる。
「今度は、中で味わうから」
そう言って、彼の膝の上にまたがった。狭い車内では、頭が天井に当たりそうになる。前屈みになって、彼の肩に手をつく。下で位置を合わせ、自分の重みでゆっくり沈めた。
入ってきた瞬間、彼の喉から低い声が漏れた。私の中は、さっき絶頂したばかりでまだ敏感だった。奥まで届いた熱が、余韻の残る内側を押し広げる。腰を落としきったところで一度止まり、彼の顔を至近距離で見る。
「動いて。浅くていい」
彼の手が躊躇いがちに腰に回る。私はそれを待たず、自分から前後に滑らせた。狭い座席では大きくは動けない。だから、浅い往復を速くする。先だけが、さっき口で責めた場所を繰り返し擦る。彼の呼吸がまた乱れる。今度は口ではなく、中で感じている。
「ん……」
腰の動きを少しだけ強くした。彼の額が私の鎖骨に当たる。若い男の熱い吐息が肌を舐める。その感触が、第二の欲を確実に起こしていく。
あまり時間がない。だから、丁寧さより確かさを取る。角度を変えて、自分のいちばん当たる場所に先を押し付ける。彼の腰が下から応えてきた。最初は遠慮がちに、やがて自分から突き上げてくる。その変化が、口で弄んだときとは別の興奮を連れてきた。
「出していいよ。そのまま動いて」
最後は深く沈めたまま、彼の肩を掴んだ。彼の腰が数回、短く強く跳ねる。ゴムの中で熱が広がる感覚が、内側に伝わる。私はそれを締め付けて受け止めた。
彼の額が私の肩に落ち、乱れた呼吸だけが狭い車内に残った。まだ繋がったまま、私は天井を見上げて一度息を吐いた。
私は後部座席で服を直し、鏡を見ながら髪を整えた。
隣では彼も慌ててシャツを着ている。
「じゃ、会社戻るわよ」
「……はい」
さっきまでとはまるで違う、素直な返事だった。
悪くない。
むしろ、かなりいい。
ところが車を降りる直前、彼がこちらを見た。
さっきまであれほど落ち込んでいた男とは思えない、妙に満足そうな顔だった。
そこで、ようやく気づいた。
――あ。
こいつ、もしかして結構わかってやってるな。
自分がかわいいことも。
ああいう顔をしていれば、年上の女が甘くなることも。
私はしばらく彼を見て、それから笑った。
「……まあ、いいか」
計算だろうが何だろうが、かわいいものはかわいい。
仕事のミスは仕事として処理した。
それとは別に、私はずっと気になっていた男を手に入れた。
しばらくは、退屈しないで済みそうだった。